はてなブックマーク(+Chrome拡張機能)がめちゃくちゃ便利という話
これまではてなブックマークというものを利用していなかったのですが、はてなブログ開設後に使うようになってめちゃくちゃ便利!と思ったので、特徴や使い方などをご紹介します。 (はてなブログ読んでる人は大体使ってるかも知れないですね)
はてなブックマークとは?
はてなブックマークは、オンラインにブックマークを保存・公開することで新しい体験ができる、ソーシャルブックマークです。はてなブックマークを利用すると、インターネットの情報をより深く理解でき、良質なページをより少ない時間で見つけられます。ブックマークすることで、知らないだれかと価値を共有するのは、すばらしいことです!
はてなブックマークって? - はてなブックマーク
これだけ読んでもあまりピンと来ませんね。
はてなブックマークの3つの特徴
- 保存:家で見たページを学校や会社でも見たい
- 共有:このページを読んだ人の感想が見たい
- 発見:今、話題になっているページが知りたい
はてなブックマークって? - はてなブックマーク
実際、どう使えるの?
私が実際に使ってみた用途・感想を、3つの特徴別にまとめます。
1.保存
色んなPC/ブラウザでブックマークを共有
私は自宅PC、スマホ(Android)、会社PCの全てでChromeを利用していますが、会社PCだけはChromeのブックマークを同期させていません。(セキュリティ・プライバシー的に、なんとなく嫌なので。)
が、はてなブックマークならクラウド上にブックマークを保存するので、もう少しゆるい感じでブックマークを共有できます。
会社PCでもはてなブックマークは使っていくと思います。
ブックマークにタグをつけて管理
このタグ管理機能がすごく便利だと思います。
Chromeのブックマークにはタグ機能がないので、これまでフォルダ分けして管理してきましたが、どのフォルダに入れるか悩むことがよくありました。
が、タグなら複数つけられるので悩まずに済みます。例えば「機械学習」「Deep Learning」「Keras」のようにタグ付けしてます。
<簡単なタグの付け方>
Chrome拡張機能のはてなブックマーク(
はてなブックマーク - Chrome ウェブストア
)を使うと、以下のようにタグの候補を表示してくれます。
「おすすめタグ」はサイトから拾ったキーワードから、「タグ」は自分のタグから候補を出しているようです。
これをクリックするだけでタグ付けできるのですごく簡単です。
2.共有
この用途ではあまり使っていないので省略。
3.発見
探している情報で、人気の高い(≒有用な)サイトを探す
例えば、はてなブックマークのサイトから「keras」でキーワード検索して、人気順に表示した結果が以下です。
おそらく、Google検索(のSEO)だけに頼るよりも、有用なサイトを見つけられる可能性が高いと思います。
Google検索結果にはてなブックマーク数を表示
Chrome拡張機能を入れたら、以下のように表示されるようになりました。
これも、Google検索(のSEO)だけに頼るよりも、有用なサイトを見つけやすくなると思います。
ニュースサイト的に利用
直近でブックマークしたユーザ数の多いページ(流行りのトピック)を見られます。これも便利そう。
はてなブックマーク - 人気エントリー
まとめ
以上、はてなブックマークを使ってみた感想でした。
個人的には「ブックマークへのタグ付け・タグで検索」が簡単で非常に便利だと思います。
「聞いたことあるけど使ってない」「何が便利なの?」と思っていた方、試しに使ってみてはいかがでしょうか?
はてなブックマーク
追記:ブラウザからのブックマーク移行について
Chromeからブックマークを移行しようと思ったのですが、2018/03/18現在、はてなブックマークのインポート機能は停止中のようです。
はてなブックマークのインポート機能を、スパム対策のため一時的に停止します - はてなブックマーク開発ブログ
早く復活してほしいですね!
Googleに学ぶイノベーションを生み出すカルチャー
先日、Google日本法人CMO(最高マーケティング責任者)の岩村水樹さんの講演を聴く機会があり、Googleのカルチャーや「働き方改革」に向けた取り組みなどについてお話を聴いてきました。
とても面白くてためになったので、印象に残ったお話3点をご紹介します。
- 1.Share Everything(全てを共有する)
- 2.心理的安全性(psychological safety)
- 3.Think big, Start small(志は大きく、スタートは小さく)
- どう活かすか(自分用メモ)
- 最後に
1.Share Everything(全てを共有する)
各自が情報をオープンにすることで、重複をなくしコラボレーションが生まれやすくするカルチャー
Googleでの例
Googleでは、社内のサイト上に全社員が個人のページを持っており、そこで今取り組んでいる仕事、参加中のプロジェクトの情報を常時公開しています。
例えば「YouTubeによるブランド認知度・好感度への寄与を把握する仕組み」を作ろうと考えた際、社内サイトを検索することで類似の取り組みをしていることを探すことが可能です。
面識のない海外のチームから、突然ミーティングのリクエストが来ることもあり、そこから意見交換・コラボレーションが生まれることもあるそうです。
メリット
- 別々のチームが同じ課題に重複して取り組むことがなくなるので、無駄がなくなる。
- 類似の案件、関連のある案件を探して意見交換・コラボレーションできるので、アイデアや技術のかけ合わせによるイノベーションが生まれやすくなる。
似た考え方として"Default to Open"(始めからオープンであれ)というカルチャーもあるそうです。
2.心理的安全性(psychological safety)
パフォーマンスの高いチームと、そうでないチームの差は何によって生まれるのか?Googleが社内のチームに対して行なった調査によると、パフォーマンスの高いチームには「心理的安全性」が成立していました。
心理的安全性とは?
不安や恥ずかしさを感じることなく、発言や質問、失敗するリスクを取れるかどうか
心理的安全性が成立していないと、どう不都合か
例1)質問しにくい環境だと・・・
中途採用者が、業務のことで疑問点があっても質問しづらく、疑問点を曖昧にしたまま仕事を進めてしまう。後で問題が発覚し、影響が大きくなる。
例2)失敗に厳しい環境だと・・・
誰もが失敗したくないのでリスクを取らない。その結果、誰もチャレンジをせず、イノベーションが生まれないカルチャーになる。
例3)発言・質問しにくい環境だと・・・
仕事中に必要以上に周りに気を遣っていると、単純に疲れるし楽しくない。消極的になるし、楽しくないので離職率も高くなる。
【参考】 bizhint.jp
3.Think big, Start small(志は大きく、スタートは小さく)
Think big
既存からの改善ではなく、人々の課題を大きく/根本的に解決する志を持とうという考え方です。Googleのストリートビューや自動運転車は、まさに大きな志から生まれたものだと思います。
Start small
計画を立てることに注力するよりも、とにかく実行し、フィードバックや成果から学ぶこと、そして、そのスピードを重視する考え方です。まずは小さな初期投資で始める、アプリのβ版を公開してユーザーからのフィードバックをもらって改善に活かす、などです。
どう活かすか(自分用メモ)
Share Everything
仕事でもプライベートでも情報発信する。運が良ければ繋がりやコラボも生まれるし、アウトプットすることで自分の考えも整理できるし、反応もらえたら単純に嬉しいですし。
心理的安全性
繰り返しや基本的な質問であってもにこやかに答える。雑談やプライベートな話もして、ちょっとした相談や質問をしやすい雰囲気を作る。
Think big, Start small
まずはStart smallということで、ちょっとした勉強やアウトプットから始める。
最後に
最近、社内SNSにAI関連の質問などを書き込んでいたら、他部署の人に声をかけて頂き、興味ある人を集めて勉強会を開催する流れになりました。
この経験もありShare Everythingで生きると楽しそうだなーと感じてきたので、Shareするために書いてみました。
誰かの参考になれば幸いです。
参考書籍
以下の書籍に、上記の話を含むGoogleのカルチャーや「働き方改革」への取り組みも載っています。(著者がGoogle日本法人CMOの岩村水樹さん)
こちらも非常に面白く、仕事に活かせそうな内容が多かったので、ご興味のある方はぜひ読んでみて下さい。
ワーク・スマート - チームとテクノロジーが「できる」を増やす
- 作者: 岩村水樹
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2017/03/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (4件) を見る
ブログ始めました
ブログ始めました。
はてなブログ、Medium、noteのどれに書くか迷いましたが、はてなブログが一番エンジニア向けっぽい&気軽に書けそうと思ったのでこちらにしました。
デザインとか色々カスタマイズできるみたいですが、その辺はおいおい見てみるとして、とりあえずテスト的に始めてみます。
AI / プログラミング / ライフハック / 本 / マンガ のこととか書いていく予定です。
以下テストです。
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タイトルリンク YAKITORI DAISUKI.
埋め込みリンク blog.hatena.ne.jp